PC作業をするときに、入力作業でマウスやキーボードを使用することが一般的ですが、効率よく作業をするためにPCにはショートカットキーがあります。
PCのショートカットキーは、Windowsに標準で搭載されていて、通常、キーボードやマウスで入力していたものが、あるキーとキーの組み合わせ(コマンド)で、実行できます。
普段、使用していない場合は、ショートカットキーを覚えることで、作業効率や使い心地が向上しますので、ぜひお試しください。
選択やコピー、貼り付け、その他一般的なもの
よく使用するショートカットキー
PCを使用するときの選択やコピー、貼り付けなど、一般的によく利用するものを紹介します。
- Ctrl + A
エクスプローラ等で、ファイルを一覧表示しているときなどで、ファイルをすべて選択できます。
画面に表示しきれていない部分もすべて選択できますので、選択漏れがなく便利です。 - Ctrl + C
使用する機会が非常に多いキーです。
選択している項目をコピーします。
マウスで右クリックしてコピーを選択するのと同じですが、こちらの方が簡単です。 - Ctrl + X
選択している項目を切り取ります。
マウスを右クリックして切り取りを選択するのと同じです。 - Ctrl + V
上記のコピーと一緒によく使用します。
選択した項目を貼り付けます。
マウスで右クリックして貼り付けを選択するのと同じです。 - Ctrl + Z
操作を元に戻します。
入力を間違えた時など、このキーで元に戻せます。 - Ctrl + D
選択した項目を削除し、ごみ箱に移動します。 - Ctrl + R(またはF5)
作業中のウィンドウを最新の状態に更新します。 - Ctrl + F4
作業中のドキュメントを閉じます。 - Ctrl + Esc
スタートメニューを開く - Ctrl + Shift + Esc
タスクマネージャを開く。 - Alt + Tab
開いているアプリ間で切り替えます。 - Alt + F4
アクティブな項目を閉じます。
または、アクティブなアプリケーションを終了します。 - Alt + PageUp
1画面上に移動する。 - Alt + PageDown
1画面下に移動する。 - F2
選択された項目の名前を変更する。 - F3
エクスプローラでファイルまたはフォルダを検索する。 - F5
作業中のウィンドウを最新の状態に更新する。
スタートメニューの便利技
スタートメニューといえば、一番使用すると思います。
少しですが、知っていると便利です。
スタートメニューを右クリック
意外と使用していない人が多いのですが、スタートメニューをクリックすると通常とは別のメニューが表示されます。
特によく使用する、エクスプローラやファイル名を指定して実行、タスクマネージャが選択できます。
スタートメニューを表示後、キー入力
Windows10では、スタートメニューを表示した後、キーボードで入力することで選択が出来ます。
例えば、スタートメニューを表示して「E」の入力で、Microsoft Edgeが選択できます。
メニュー表示とキーボード入力
先ほどのスタートメニューを右クリックしたときに表示されるメニューなど、Windowsで表示されるメニューには、キーが割り当てられています。
例えば、メニューの項目にタスクマネージャ(T)などある場合、メニュー表示しているときにTを押すことで、タスクマネジャーが起動できます。
覚えておけば、メニュー表示とキー入力の合わせ技で素早く起動できます。
また、Windowsを終了するとき、Alt+Xキーで先ほどのスタートメニューを右クリックしたときのメニューが表示できますが、その後、Uキーを2度押すことでPCをシャットダウンすることが出来ます。
急いでいるときなど、Alt+Xキー→U→Uで素早くPCシャットダウンを行うことが出来て便利です。
ショートカットキーは、まだまだあります
Windowsには、ここで紹介したショートカットキー以外にまだまだ便利なキーはあります。
作業によって、よく使用するキーは変わってきますので、それぞれ自分に合ったショートカットキーを覚えてPC作業を効率よくしましょう。
そして、ショートカットで足りない部分は、前に紹介したコマンドランチャ等を利用したらさらに効率が向上できると思います。
→TriceLauncherの紹介
いままで時間がかかっていたPC作業の効率向上によって、時間が短縮できて余裕が出来てくるのではないでしょうか。