以前、ペルチェ式の自作水冷PCを作成していましたが、水冷冷却ユニットが大きく、傾けるとクーラントがこぼれるため、移動が困難でした。
そのため、一旦空冷のCPUクーラを購入して空冷化をしていました。
随分と時間が経ってしまいましたが、水冷冷却ユニットの改良からスタートします。
使用する部材
使用するのは、以前使用していたハードオフで200円で購入したCPUクーラ(ファンなし)とペルチェ素子、水枕、そして、新たにハードオフで300円で購入したCPUクーラ(ファン付き)を使用します。
冷却性能をパワーアップし、ペルチェ素子2枚でサンドイッチする作戦です。
まずは、以前使用していたCPUクーラとペルチェ素子(1枚は未使用でした)、水枕です。



これに、新たにハードオフで300円で手頃なCPUクーラがありましたので購入しました。
以前のCPUクーラと今回購入したCPUクーラでサンドイッチしてペルチェ素子2枚を使用します。


新たに購入したCPUクーラは、取り付けねじや、ファンにもフードがついているため設置がしやすそうと考えました。
水冷冷却ユニット改良版
ペルチェ素子とCPUクーラ、水枕の間に放熱グリスを塗布しますが、今回はシリコン系の固まるグリスで固定してしまおうという作戦です。
CPUクーラ同士で挟み込むだけですので、通常のグリスの場合、抜けてしまう恐れがあります。
挟み込みは、マザーボードに取り付けるためのねじでCPUクーラ同士を固定します。
水枕ができるだけ動かないように、丁度良いねじ穴があったのでねじを差し込み引っ掛かりを付けました。
それで、出来上がったのがこちらです。

水枕をペルチェ素子で挟みこみ、さらにCPUクーラで挟みこんでいます。

ちょっとグリスで汚くなってしまいましたが、まあ、性能には影響しないので良しとします。
丁度、下のCPUファンフードが良い固定の台になりそうです。
問題点
問題は、以前の冷却ユニットよりさらに巨大化してしまったことです。
これに、以前の冷却液循環ユニットを組み合わせるとかなり巨大な冷却システムになってしまいます。
PC内に収めたいところですが、とても入る大きさではないため諦めたいと思います。
外付けで使用するとして、以前のクーラント液容器は100均で購入した食品用の入れ物なので傾けるとこぼれます。
そのため、今回は新たに水冷パーツを購入しようと思います。
最後に
次回は、循環ユニットの完成まで行きたいと思います。
クーラント液がどこまで冷えるのか、また消費電力はどの程度なのか気になるところです。
完成したら測定してみたいと思います。