マイニングを2月に初めて半年が経ちました。GeForce RTX-2070superでどこまで稼げたのか確認します。
マイニングの内容
以前の記事で紹介しましたが、マイニングにはGeForce RTX-2070superを使用しました。
採掘はプールマイニングであるNicehashで行い、外部ウォレットはGMOコインで日本円に換金します。
Nicehashではビットコインを採掘するのですが、途中、ビットコインの暴落により収支が危うくなりましたが、最近は持ち直して来たこともあり、良い感じになっていました。
Nicehashでの採掘量
Nicehashでは、Reportsからこれまでの採掘の記録が取り出せるようになっています。
今回はそのデータを使って採掘量を確認していきます。
まず、Nicehashを開き、Reportsのページを開きます。
Reportは、NiceHashの「MySetting」を開いたメニューから選択します。
右上の「NEW REPORT」をクリックして、レポートを作成します。
作成したい項目を選択して「CREATE」をクリックすれば、レポートの作成依頼されます。
「Select transaction type」の項目を「MINING」とすれば、マイニングの記録になり、 「WITHDRAWAL」 を選択すれば、GMOコインなどの外部ウォレットに出金したときの記録になります。
「MINING」のレポート
「Select transaction type」の項目を「MINING」 としてレポートを作成します。
レポートの作成が完了すれば、通知に届きますので、レポートをダウンロードします。
ダウンロードしたレポートには、マイニングの日時、マイニング量(BTC)、マイニング時の交換レート、日本円換算額の項目が記録されています。
purpose欄には、「Hashpower mining」と「Hashpower mining fee」とありますが、 「Hashpower mining fee」 は手数料です。
このマイニング量を合計すればこれまでの採掘量が出てきますし、日本円換算額を合計すればマイニングで得た日本円相当額が算出できます。
「WITHDRAWAL」 のレポート
「Select transaction type」の項目を「WITHDRAWAL」としてレポートを作成します。
先ほどと同様にレポートの作成が完了すれば通知に届きますので、同様の手順でダウンロードします。
ダウンロードしたレポートには、出金の日時、出金量(BTC)、交換レート、日本円換算額の項目が記録されています。
purpose欄には、 「Withdrawal complete」と「Withdrawal fee」がありますが「Withdrawal fee」は出金手数料です。
このときの日本円換算額は、出金時の交換レートになりますので、先程のマイニング時の日本円換算額とは異なってきます。
外部ウォレット(GMOコインなど)で日本円に換金したときの額が実際の受け取れる日本円になります。
確定申告の税金計算では、マイニング時に税金としては発生していますので、換金時と先程のマイニング時の金額の差をレートの損益として計算するのだと思います。
半年間での実際の採掘量
これまでのマイニングを行った記録の調べ方が分かったところで、半年間の収益を計算してみます。
途中、ビットコインの暴落があり、交換レートはかなり変動が激しかったと思います。
まず、先程のとおり、マイニングのレポートを作成して集計してみます。
ちょうど半年ということで、2021年2月15日から8月15日まで、RTX2070Superでマイニングしたビットコイン量をすべて合計します。
この時、手数料分は差し引き、受け取れた分のビットコインを合計します。
- マイニング量(BTC):0.01398026BTC
- 日本円換算額(マイニング時点のレート):70,477.45円
これが、現在の交換レートだと、1BTC=5,036,100円ぐらいなので、マイニング量(BTC)を換金すると、0.01398026×5036100≒70,406円となります。
マイニング時とほぼ同じですね。
マイニングにかかった電気代
マイニングには、パソコンを稼働するための電力が必要です。
その電気代を差し引いて利益を確認してみます。
電気代は、ワットモニターで確認しました。
ほぼ変動はなく、160Wで稼働していましたので、契約している電気の1kW・hの単価を25円として計算します。
- 電力0.16kW × 単価25円 × 24時間 = 96円
- 2月15日~8月15日までの日数:182日
- 96円 × 182日 = 17,472円
半年間の電気代合計は、17,472円ということでした。
最終的な利益
マイニングで得た利益は、マイニングで得た日本円-電気代として計算します。(実際には機材などの費用も含んで計算しないといけませんが今回は省略します)
RTX2070Superで2021年2月15日~2021年8月15日まで182日間マイニングをした結果の利益は、70,406円-17,472 = 52,934円となりました。
これは、RTX2070Superを5万円程度で購入しているので、GPUの元はほぼ取れたということになると思います。
最後に
半年間で約5万円の利益ということで、まずまずのお小遣い程度にはなったと思います。
デメリットとしては、稼働音がずっとしていて耳障りなのと、夏場は部屋が灼熱地獄になり、厳密にはエアコンの電気代も上がっていたと思います。
ただし、冬場は暖房代わりになり暖かかったです。
また、終始、稼働中のマイニング量が気になって仕方がないです(笑)
今後は、少しマイニングはひと休みしたいと思います。(結構ファンの音がうるさいので・・・)
また気が向いたらするかもしれませんが、しばらくは様子を見てみます。(寒くなってきたら暖房代わりに稼働するかも!?)