商品レビュー

コピー用紙をノートとして使用できるHINGEを使用してみました

皆さんは、ノートは何を使用しているでしょうか?
私は、以前、ノートを電子化するということで電子ペーパーのLikeBookを購入して使用していました。
紙に書くような書き心地で、下記間違ってもすぐに消せ、ページをいくらでも追加できるため、非常に重宝していました。

ただ、若干レスポンスが悪いのと、電子機器のため充電が必要なんですよね。
数百ページ分ものノートを手軽に持ち運べて、気軽に記入できるため良いのですが、すぐに書きたいときにノートが表示できるまで少し時間がかかるのと、使いたいときにバッテリーが切れていて使えない時がありました。(自業自得ですが・・・)

パッと出してすぐに記入できる、持ち運びが楽、ということでかなり悩みましたが、紙に戻ってしまいました。

HINGEとは

HINGEは「idontknow.tokyo」が開発し販売されている、コピー用紙を使用してノートとして使用できるファイル型のボードです。
クリップのようなバネで挟み込む構造ではなく、金属などは使用されていません。
そのため、非常に軽量でシンプルです。

コンセプトは「ひらめいた瞬間を逃さず描きとめることができる最高のアイデアを生むための最もミニマルなツールです」ということのようです。

サイズは、様々なコピー用紙のサイズが用意されているため、自分にあったサイズを選択することができます。

引用元:https://idontknow.tokyo/hinge.html

選んだきっかけ

きっかけはやはり、思い立ったときにすぐに記入したいということでした。
そのあたりは、HINGEのコンセプトとあっているような気がします。
また、クリップなどで紙を挟み込むものは、その分かさばり重くなります。

その点、HINGEはすべて樹脂製でシンプルな構造をしています。
また、ボード部分も適当な柔軟性があり、気軽に持ち運びができます。

そのようなところが希望していた内容とマッチして、HINGEを選択しました。
ホームページを読んで、開発者のただならぬこだわりを感じたのも一つです。

価格について

いざ購入しようと考えたとき、私が考えていた値段とはかなり高く感じました。
ファイルの表紙だけのようなものに、1,800円というのが最初は納得がいきませんでした。

しかし、調べていくうちに細部のこだわりが見えてきました。
例えば、ノートとしてコピー用紙を挟み込む部分は、ボードとその上に薄いシート上のカバーがあり、その間に紙をはさみます。
それだけだと、すぐに紙が落ちてしまうと思いましたが、しっかり挟み込まれて落ちることがありません。
また、複数枚挟み込め、ページをめくっても紙が外れることはないということでした。

予備の紙も反対側に収納できて、非常にコンパクトに持ち運びでき、すぐに記入ができる作りになっています。
同じようなもので探したりしましたが、これに対抗できるものはなく、この価格が妥当なものだと感じました。

使い心地について

いざ購入して使用した感想ですが、コピー用紙を持ってきて挟んで書くだけというシンプルなものですが、いつでも持ち運んで、書きたいときにすぐに書けるということが簡単にできてしましました。


紙は、挟めば簡単には外れず気にすることもありませんが、外したいときは引っ張るだけで外すことができます。

複数枚のコピー用紙を挟み込んで使用できる
予備のコピー用紙。10枚程度なら余裕で入る

5枚程度挟んでも全然問題ありませんでした。
また、予備を収納する部分にも、10枚程度入れましたが、全然問題なく入ります。
記入するときは、くるっと裏返すだけで、下敷きになりそのまま手で持ちながらの記入もできます。
ペンは、2箇所の穴が空いていてその部分にクリップを挟むことで固定され落ちることはありませんでした。

ペンを差し込んでくるっと回せば落ちることはありません。

ただ、ボード部分がもう少し硬いほうがしっかりと記入できるのではないかと感じます。
書いていると、中心付近は問題ないのですが、端の方になると少し歪んで文字が曲がってしまいました。
しかし、最近、硬めのProタイプも販売されているようで、こちらを買えばよかったと思います。
ペンの収納も、内側にホルダがついていて、持ち運び時の邪魔にならないような気がします。

ボード部分は、下敷きより少し柔らかい素材のため、曲げれば簡単に曲がるため収納はやりやすいですが、長時間曲がったままだと癖がついてしまって記入に支障が出そうです。
収納時はできるだけ真っ直ぐにしておいたほうが良いと思います。

電子ペーパと比較して

電子ペーパーのLikeBookと比較したら(あまり比較するようなものでもないですが)、やはり思いついたときにすぐに記入できるという強みがあります。
紙も、システム手帳やルーズリーフのような専用のものではなく、一般的なコピー用紙であれば使用できるので手軽です。
ただ、大量のノートを持ち運んで起きたい場合や、書いたものをすぐに消したり、移動するということは電子ペーパならではと思います。

場合によってどちらを持ち運ぶかは、その場面によって選択すれば良いのかなと思います。
HINGEはコピー用紙を使用するため、スキャナでの読み取りもしやすいので、最終的には電子データとして残しておくという手もあります。
電子ペーパは高価ですので、手軽に使用できるHINGEも良いのではないでしょうか?

私はダイソーのコピー用紙(A5)を使用しています。

最後に

今回は手軽にノートとしてやメモとして使用できるHINGEを使用した感想でした。
電子ペーパのように機能は何もありませんが、落としても壊れない、ちょっとした隙間に入れて持ち運び、すぐ取り出して書けるHINGEを気に入っています。
開発者のこだわりを感じながら使用してみてはどうでしょうか?

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