自作パソコン

自作パソコンの紹介

数年前に自作したパソコンですが、何を思ったか大したスペックでもなくO.C.もしているわけでもないのに水冷にしています。
しかも、水冷も自作というロマンを求めすぎておかしな方向にいってます。
そんな自作パソコンを紹介します。

スペック

  • CPU Intel Corei7-4790S
  • マザーボード ASUS H87M-E
  • メモリ 16GB
  • SSD 256GB
  • グラボ NVIDIA QUADRO K2200

CPUは数年前のCorei7省電力タイプです。中古で安かったため購入しました。
マザーボード、メモリも中古で使えそうなものを安さ優先で選んでます。
SSDは新品ですが、あまりこだわりはないです。
グラボはちょっと前までGeForceGTX750でしたが、何を血迷ったかQUADROを使って見たくて中古のものを購入しました。
水冷装置は、ラジエターはなく水枕とCPUクーラでペルチェを挟んで冷却しています。水温とCPUクーラの温度管理をサーモスタット基板で制御しています。

水冷装置の紹介

構成は、次の通りです。
 ・水枕
 ・ペルチェ素子
 ・CPUクーラ + 空冷ファン
 ・ポンプ
 ・電源
 ・電源制御用リレー基板
 ・100均の水槽
 ・サーモスタット基板×2

ポンプは100均で購入した入れ物の中に入れて水中ポンプとして動作しています。(ポンプの冷却も兼ねています)
ホースはホームセンターで購入したもの、クーラント液は自動車用クーラント液です。
そして、水枕をペルチェ素子で冷却し、熱はCPUクーラで放熱します。温度はサーモスタットで制御して結露の無いように気を付けています。

この水冷システムは、単独の電源で駆動していますので、パソコンの電源と連動する必要があります。(パソコン起動するときに電源入れ忘れたら大変ですね)
そのため、USB電源で電源が入るようにリレー基板を自作して取り付けています。(USBは常時ONじゃないところに接続します)
これで、パソコンと連動して水冷システムが動作します。

CPUの水枕は、アマゾンで安くで見つけたものです。水冷システムは本体内に入らなかったので、ボードのカバー部から引き出しています。
パソコン本体と水冷システムがセパレートになっているため、移動は大変です。

性能

正直、CPUがそれほど発熱するタイプではないと思うので、どうか分からないですが、CINEBENCHR15.038で負荷をかけて確認してみました。
CPUの温度は、すぐに50℃ぐらいになりますが、そこからは徐々に上がっていき、70℃ぐらいまで上がりましたが、そこからは上がらない感じです。(室温によると思いますが)
水温は、50~60℃ぐらいまでは上がりましたが、ペルチェが頑張ってそれ以上は上がらない感じです。(夏場になるともっと上がりそうですが・・・)
サーモスタットの温度設定によって変わると思いますが、水温が25℃以上でペルチェ素子通電、CPUクーラの温度が30℃で空冷ファン動作としています。

まとめ

それほど性能が良いとは言えない(むしろ性能低い)水冷システムですが、静穏性はかなり静かです。(ポンプは水中のためあまり音がしない)
ただし、省エネではなく電気代はかかりそうですね。(測定機器がないため測定できていませんが、そのうち測定してみたいと思います)
ただの水冷では飽き足らず、ラジエターではなくペルチェ素子で強制的に冷却するということがしたくて作ったようなものですので実用性はあまりないかなと思います。
近々、普通の空冷にする予定にしていますので、その時はまた報告します。(水冷システムは別の用途で使用してみたいと思っています)